ライセンスをとろう!

まずはじめに、パラグライダーで空を飛ぶのにはライセンスが必要です!

これは、自動車で公道を走るのに運転免許が必要なのと同じことです。

ライセンスをとるためには公認スクールに通う必要があります。

私たちKEYCREWは群馬県みなかみ市にある「グランボレパラグライダースクール」さんにお世話になって、スクールが定めるコースに入学し、日々ライセンス取得を目指して活動しています!

では、実際にどういったライセンスがあるのか、ライセンスをとったら何ができるのか、などを具体的に紹介していきたいと思います。

グランボレでは、スクールが所属するJPA(日本パラグライダー協会)で発行されている6段階のライセンスを取得するために、以下のコースがあります。

①パラメイトコース

初めての高高度フライトを目指す人が対象です。

専用講習ゲレンデの練習からスタートします。まず、機材の使用方法や準備の仕方、ショートフライトなど、パラグライダーの初歩を練習し、基本技術の習得を目指します。そして次に、テイクオフから直線飛行をして着陸するまで一連の動きを1人で出来ることを目指します。

取得期間は3~6日間くらいです。

②ベーシックコース

パライメントライセンスの取得者が対象です。

高高度フライトの講習を開始します。離陸・着陸動作を穏やかな大気の状態の中で練習し、安定した気象条件でテイクオフ(離陸)とランディング(着陸)ができる技術の習得を目指します。

取得目安はだいたい高高度飛行20本くらいです。

③プライマリーコース

ベーシックライセンスの取得者が対象です。

風速や風向への対応などを練習し、上昇気流下でのフライトへの準備をし、コンディションの変化に対して正しいアプローチなどの応用を学びます。

取得目安はだいたい高高度飛行60本くらいです

④パイロットコース

プライマリーライセンスの取得者が対象です。

穏やかな上昇気流下でのフライト。フライトの計画性や判断力を身につけます。より確実な飛行技術の習得、そして上昇気流が発生する条件でのフライトを経験を身につけることを目指します。

パイロットライセンスを取得すると、日本全国のエリアでフライトすることができるようになります!

取得目安はだいたい高高度飛行120本くらいです。

⑤エキスパートパイロットコース

パイロットライセンスの取得者が対象です。

上昇気流を使用した広い範囲でのフライト、高度な ライダーの操作技術、緊急着陸などの練習を行います。

さまざまなコンディションに対応できるパイロットになることを目的とし、気象学に対する知識や上昇気流を利用したフライト、アクシデントへの対応、エリア外飛行に必要な技術と知識を身につけることを目指します。

⑥タンデムパイロットコース

二人乗りでフライトを行うパラグライダーを安全かつ確実に操縦する技術を修得することを目指します。

JPAの定めた検定員のもとで検定試験が行われます。